最近の大きな話題の一つに少子化問題がありますが、加えて高齢者世帯の増加、縮小する世帯・家族などの人口問題に合わせて

核家族化も加速しているように思われます。

そこで問題になってくるのが、「相続した土地の管理」です。昔なら○○家一族で土地の面倒をみていたのですが、現代では

相続した「使わない土地」の管理を相続者がきちんと面倒をみる事が難しく、かといって立地によっては売ることもままなら

ない場合があります。そのままにしておくと将来においてその土地が誰の所有でどういった権利が発生しているのかなど不明の

ままになってしまいます。

こういった問題を解決するために令和５年４月２７日から、相続した土地を国が引き取る制度がスタートしました。

これが「相続土地国庫帰属制度」です。

但し、結構ハードルが高く加えて10年分の管理費相当の費用もかかりますので制度の利用は慎重にお願いします。

詳しくは法務省のホームページをご確認ください。
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji05_00454.html