新着情報
本格的な夏本番を前に
2025.06.19
先月の新着情報(5/26)で、「今年の梅雨入りも例年通り、6月上旬から中旬にかけて梅雨入りが予想されており、
降水量が増えることが予想されています。」と書きましたが、雨はほとんど降らず真夏のような日々が続いていますね。
そこで今月は、本格的な夏に入る前にどのような対策が重要になってくるか考えてみました。
○猛暑対策
・空調設備の点検・整備:夏本番前にエアコンや冷却塔などの空調設備を点検し、正常に機能することを確認します。
フィルター清掃はもちろん、専門業者による点検・整備も推奨されます。
・省エネ対策:空調設備の効率的な運用、ブラインドや遮光カーテンによる日射遮蔽、屋上や外壁の遮熱塗料の塗布、
窓の断熱性能向上(複層ガラス、遮熱フィルムなど)により、消費電力を抑えつつ室内温度の上昇を防ぎます。
・熱中症対策の啓発:オフィスビルでは、テナント企業や従業員への熱中症予防に関する情報提供や、共有スペースでの
水分補給の推奨などを行います。
○ゲリラ豪雨・台風対策
・排水設備の再確認:屋上やバルコニー、敷地内の排水溝がゴミや枯葉で詰まっていないか、再度確認し清掃します。
特に、短時間で大量の雨が降るゲリラ豪雨では、排水能力が追いつかなくなることがあります。
開口部の点検・補強: 窓やドアの戸締まりを確認し、強風で破損しないよう必要に応じて補強します。高層階の
バルコニーに置かれた物などは、強風で飛散しないよう室内に収納するよう注意喚起を行います。
・浸水対策:地下駐車場やエントランスなど、浸水の可能性がある場所には、土嚢や止水板などの設置を検討します。
電気設備が高層階に配置されているか確認し、低い位置にある場合は浸水対策を強化します。
・非常用電源の確認:停電に備え、非常用発電機などの動作確認や燃料の補充を行います。
・被害状況の確認:豪雨や台風の通過後には、速やかに建物内外の被害状況を確認し、必要に応じて応急処置や修繕の
手配を行います。
ビルやマンションのオーナー様は上記のようなことに気を配る必要があります。参考になれば幸いです。