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「木枯らし」に負けない住まい選び
2025.11.20
先日、東京や近畿地方で「木枯らし1号」が発表され、いよいよ冬の到来が話題となりました。
東海地方では聞き慣れない言葉かもしれませんが、名古屋でも朝晩の冷え込みは日に日に厳しくなり、「今年も寒い冬が
来るな」と実感されているのではないでしょうか。
ではなぜ東海地方では「木枯らし1号」の発表が無いのでしょうか。
似たような季節の変わり目の気象情報である「春一番」は、強風や高波による事故、雪崩などの防災上の観点から、北日本
と南西諸島を除く広い範囲(8地方)で発表されます。
それに比べ「木枯らし1号」はもともと報道機関からの要望で季節の風物詩的な情報としてスタートした経緯があり、
防災情報としての必要性が「春一番」ほど高くないと考えられていますので、発表が東京と近畿の限定的な範囲に留まって
いるのです。
その他の地域、例えば名古屋を含む東海地方や、北海道、東北、九州などでは、木枯らしに相当する現象が観測されても、
公式に「木枯らし1号が吹いた」という発表は行われません。
さて、この時期に意識するのが、「住まいの暖かさ」です。
電気代の高騰が続く今、冬の寒さに強い住宅を意識することは、快適さだけでなく家計の節約にも直結します。
以下に寒い冬に強い住宅のチェックポイントを3つ紹介します。
1.【熱の逃げ道】窓の仕様
室内の暖かさの約50%は窓から逃げると言われています。ペアガラス(複層ガラス)は断熱性が格段にアップします。
また、サッシの素材も熱を伝えにくい樹脂サッシであれば、結露も防ぎやすく暖房効率も高まります。
2.【暖かさの根源】断熱性能・構造
壁や床の断熱材の厚さや種類は、目には見えませんが最も重要です。高気密・高断熱仕様はカタログや仕様書で性能等級を
確認できます。
また、床暖房は足元からじんわりと暖まり、冬場の生活の質を大きく高めます。
3.【風の侵入】気密性
外気がドアや窓の隙間から冷たい風が入ってこないことが大切です。隙間風は意外な場所から入ってきています。気密性の
高い住宅は、外気の冷たさをシャットアウトしてくれます。念入りに確認されると良いでしょう。
以上いかがでしょう。あなたの住まいや働いているオフィスは寒さに強いですか?
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