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【衝撃】名駅再開発が白紙に!?

2025.12.22

名古屋駅周辺の風景を一変させるはずだった「名鉄名古屋駅地区再開発計画」ですが、2025年12月12日、名古屋鉄道が

「全スケジュールの未定(白紙化)」を発表しました。このニュースに地元名古屋だけでなく全国的に大きな衝撃が走っ

ています。

なぜ期待されていた巨大プロジェクトが止まってしまったのか?

発表によると2026年度に予定していた既存ビルの解体着工、2027年度の新築着工など、すべての工程を「未定」にする

という事のようです。

当初の計画では、2033年度に第1期(オフィス・高級ホテル「アンダーズ」など)が開業し、2040年代にはリニア中央新

幹線時代を見据えた新駅が完成するはずでした。しかし、これらすべてのカウントダウンが止まってしまったのです。

 なぜ「白紙」になったのか?

計画がストップしたその理由は、第1に単なる「延期」ではなく「施工業者が決まらなかったこと」にあります。

工事に応札予定だったゼネコン側から「人材確保が難しく、現在の計画では施工体制が組めない」と辞退の申し出が

ありました。

第2に資材高騰や人件費の上昇により、工事費が当初の見積もりから「倍近く」に膨れ上がったと言われています。

第3には「電車を止めない」工事の難易度が考えられます。名鉄名古屋駅は、電車を運行させながら直上で巨大ビルを

建てるという、極めて高度な技術が必要です。リスクの高さに対し、リターンが見合わないと判断された可能性が

あります。

では、今後の影響はどうなるのでしょうか?気になる「街の機能」への影響をまとめました。

名鉄百貨店本店は2026年2月28日で営業終了(予定通り)。名鉄バスセンターは当面の間、現在の場所で営業継続。

名鉄グランドホテルの営業終了時期は「未定」に。

名鉄百貨店は予定通り閉まるため、「百貨店はないけれど、新しいビルの工事も始まらない」という、いわゆる“塩漬け”

の状態が続く懸念が出ています。

名鉄は「計画の中止ではない。再検証と見直しを行う」と強調していますが、現在のインフレや人手不足が続く限り、

当初のような「壁のような巨大ビル」という計画そのものが、もっとコンパクトなものに縮小される可能性も否定でき

ません。

名古屋の未来を象徴するプロジェクトだっただけに、今後の「代案」がどうなるのか。2026年以降の名駅エリアの動き

から目が離せません。

 

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